クラシックオートバイの佇まい

創業 1968 · 京都 · 東山

侍バイクス

Samurai Bikes

時代を超える、一騎の美学。

京都から世界へ。日本の二輪遺産を、静謐なまなざしで伝えるプレミアム・ヘリテージブランド。

哲学

ブランド哲学

速さだけが、オートバイの価値ではない——私たちはそう信じている。鋼と革、油の匂い、そして長い歳月が車体に刻んだ陰影。それらすべてが、一台のバイクを「遺産」へと昇華させる。

侍バイクスは、京都・東山の静かな路地に佇むヘリテージ館です。展示は華やかなショーではなく、美術館のような間合いで構成されています。一本の金線、一筋の縦書き、そして暗闇に浮かぶ輪郭——視覚と沈黙が、物語を語り始めます。

職人は修復を「再生」とは呼びません。「対話」と呼ぶのです。図面に残された意図を読み、部品の呼吸を聴き、時代の手触りを損なわぬよう手を添える。その姿勢こそが、私たちの美学です。

「刃を研ぐように、機械を慈しむ。」

伝説のマシン

伝説のマシン

時代を変えた造形を、非対称の余白のなかで静かに眺める。

遺産コレクションへ
刀 レガシー / KATANA LEGACY
1981
伝説の造形

刀 レガシー

KATANA LEGACY

刃のように研ぎ澄まされたシルエット。世界が息を呑んだ、日本デザインの金字塔。

直線と曲線が交差する車体は、武士の刀身そのもの。速さよりも、佇まいの美学を語る一台。

997cc 空冷 DOHC 直4 111 PS
CB750 フォア / CB750 FOUR
1969
革命の起源

CB750 フォア

CB750 FOUR

世界を変えた四気筒。スーパースポーツという言葉を生み出した原点。

量産四気筒とディスクブレーキが同時に開いた新時代。現代バイクの系譜は、ここから始まる。

736cc 空冷 DOHC 直4 67 PS
Z1 ナインハンドレッド / Z1 900
1972
王者の咆哮

Z1 ナインハンドレッド

Z1 900

怒濤のトルクと堂々たる存在感。ストリートの王座を長く守り続けた伝説。

大排気量空冷四気筒の咆哮は、今なお多くのライダーの記憶に残る響き。

903cc 空冷 DOHC 直4 82 PS
GT750 ウォーターバッファロー / GT750
1971
水冷の先駆

GT750 ウォーターバッファロー

GT750

優雅なる水冷三気筒。静かな先進性が、ツーリングの品格を高めた。

冷却水の循環がもたらす安定感は、長距離を愛する者への贈り物だった。

738cc 水冷 二スト直3 67 PS
精密なオートバイのエンジンと金属美

エンジニアリング

エンジニアリングの矜持

電子制御が当たり前になる以前、機械は人の感覚と共に生きていました。侍バイクスは、その時代の技術を「過去の遺物」ではなく「完成された思想」として提示します。

空冷の呼吸

フィンに刻まれた冷却の知恵。熱を逃がし、音を育てる、機械の呼吸法。

フレームの骨格

鋼管が描く緊張と余白。剛性としなやかさの均衡が、乗り味を決める。

キャブレターの詩

燃料と空気の対話。電子制御以前の、職人技が息づく調律。

塗装と金属美

深い艶と細いライン。時を重ねても色褪せない、手仕事の輝き。

年表

クラシックモデルの系譜

1968

侍バイクス創業

京都・東山にて、旧車修復工房として産声を上げる。

1975

遺産アーカイブ始動

国内クラシックモデルの記録と保存を本格化。

1988

侍館オープン

宮川筋に展示・修復一体のヘリテージ館を開館。

2001

国際コレクション交流

欧州ミュージアムとの共同展示を開始。

2016

デジタルアーカイブ

図面・写真・口述史の体系的デジタル化へ。

2026

次世代へ継承

職人育成と公開修復プログラムを拡充。

ジャーナル

特集記事

ジャーナル一覧
刀レガシー特別展示——刃の造形を京都で読み解く
展示 2026.07.28

刀レガシー特別展示——刃の造形を京都で読み解く

直線美の秘密を、図面と実車で静かに紐解く夏季企画。

公開修復:CB750 フォアのキャブレター調律
修復 2026.07.12

公開修復:CB750 フォアのキャブレター調律

職人が語る、四連キャブの息づかいと再調整の記録。

欧州ミュージアムとの共同アーカイブ協定
お知らせ 2026.06.30

欧州ミュージアムとの共同アーカイブ協定

日欧の二輪遺産を横断するデジタル資料庫が始動。

侍の美学——縦書き書とバイクフォルムの対話
文化 2026.06.15

侍の美学——縦書き書とバイクフォルムの対話

書道家とのコラボレーション展、東山にて開催。

遺産を選ぶ理由

なぜ、遺産は重要なのか

機械は消耗し、モデルは交代する。それでも残すべきものがある——それは、人が何を美とし、何を信じ、どこへ向かおうとしたかという記録です。

01

時間の価値

新品では得られない、歳月が磨き上げた佇まいと物語。

02

手仕事の継承

図面と勘を繋ぐ職人が、次世代へ技を渡し続ける。

03

文化としての二輪

乗り物を超え、日本の工業美と精神性を映す鏡。

侍館へどうぞ

静かな館で、
一台と向き合う。

京都・宮川筋。古い町家の空気の中に、金属の沈黙が満ちています。特別展示のご予約、修復相談も随時受け付けております。